「コロナの自粛生活でいつの間にか伸びた髪でウィッグを作りたい!」
いつもは美容室に月に1度か2ヶ月に一度通っていたのに、リモートワークで自宅にこもっているために、なんとなく数ヶ月カットしに行かなかったのです。ふと気が付くと、結構伸びてる。美容室に行ってカットしなきゃなぁ。
しかし、「髪の毛せっかく伸びたんだからこれで何かできないかしら?」「もったいないよね。このまま切っちゃうの。」
同じことを思った人が、私たちの想像以上に多くいらっしゃったようです。
そこで、自分の髪で作るヘアピース 自毛で作るウィッグ 切った髪で作るエクステ 子どもの髪で作るポニーテール など 検索したとの事。
すると、あるじゃないの、こんな会社。とナチュラル(株)のサイトを読んでいただいたお客様が、次々と連絡していただけました。
なので、今まではフルオーダーが一番多かったのですが、
去年2020年は、自毛で作るウィッグヘアピースが一番受注しました。
やっぱり、自分の髪でウィッグを作ったら、一番なじむに違いないです。世界一自分に似合うウィッグが完成するんです。これはどんな高級ウィッグと比べても、一番似合います。自分の髪の上に自分の髪が乗るんですから。誰がどう考えても。
自粛で美容室に行かなかった6か月分~の美容料金で、ウィッグが作れます。
自毛で作るウィッグやヘアピースの料金は、大きさによって違いますが、77,000円(税込)から110000円(税込)(が既製品のウィッグを自分の髪で作る場合)です。半年から1年程度カットカラーパーマしてない人はその分浮いたお金でウィッグを購入できます。
自毛で作るウィッグは長期に保管しても劣化しない
しかも、今そんなに髪に問題がないので完成したウィッグを使わなくても、髪の毛は、保管で劣化しません。
だって、紀元前のピラミットのミイラから髪の毛がちゃんと残っているくらいですから。10年20年30年保管しても全然大丈夫。このブログの筆者の母(昭和10年生まれ)が25歳で作った自毛で作ったシニヨンヘアピースが、生きていれば89歳ですが、作って大事に保管されていたので今でもきれいなまま残っています。湿気のない場所で紙に包んで箱などに入れておけば大丈夫。
女性の手のひらの大きさ程度の部分ウィッグ・ヘアピースなら、1回分のカットの毛量でできます。長さは20㎝以上あればOK。
20㎝の髪で、ウィッグの仕上がりの髪の長さは長いところで10㎝くらいになります。りっぱなヘアピースができます。ネットに結ぶので、預かった長さより短くなります。詳しくはこちら
全かつらは植える髪の量は、すごく毛量多めの人で2回分。少な目の人は3回分のカットした髪の毛の量が必要になります。
髪の毛の量が不足したら、作れないわけではないです。お客様の了解が必要ですが、不足分の髪の毛は、工場のストックの髪の中から、お客様の髪の質に似たものを選んで、足すことができます。これは無料です。ですので、心配せずに注文していただけます。
ただし、「自分の髪以外が混ざるのは嫌だ!」とおっしゃる場合は、工場まで髪を送っても、作成できないことになります。足りているかどうかの判定は、工場に送って、混じっている短い髪いを梳いて取り除き、植えられる20㎝以上の髪だけに整えて初めて判定できます。国内の美容室や本部事務所では判明しません。作成途中で判明します。
ですので、その場合は、ご連絡を差し上げて、毛量が足りるサイズの小さなヘアピースに変更するか?工場の髪を足して作るか決断していただいています。
抜けた髪を集めてもウィッグは作れない。根元と毛先がそろってないと作成できません。
「コロナでどこへも行かなかったので、時間があったので、抜けた髪を根元と毛先の上下が入り乱れないよう気を付けてコツコツ集めました。これで、ウィッグを作って下さい。」と懇願されました。
残念ながら、それでもやっぱり抜けた髪では、自毛で作るウィッグヘアピースは作成できません。もしも、1本でもさかさまの髪が混じっていると、キューティクルがからみついてしまいます。毛がらみを起こして使えないウィッグになります。
縮毛がひどい場合は、作成できません。
この写真の髪は実際にお客様の髪ですが、工場に送ると、髪の毛の癖なんすが、ちりちりした毛質で、針がネットに通らないようです。作成できませんでした。本当にめったにない事ですが、縮毛がひどい場合は作れないかもしれません。縮毛でも程度によりますのでご相談ください。
上の写真のように、髪をぬらさずに、髪をゴムで10か所以上に分けて、ゴムに結びます。ゴムの上でカットします。根元と毛先が混じりません。カットした髪を方向をそろえて紙で巻いて、ビニール袋などに入れてナチュラル(株)の本部まで送ってください。
全国のナチュラルサロンでも、このカットを行います。予約の上、ご来店ください。カット料金は有料です。
各製品の詳細サイトで、ページの下方に実例がたくさんあります。ご覧ください。
自毛で(地毛)で作るかつら・ウィッグ・ヘアピースの詳細はこちら
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