かつら・ウィッグのナチュラル株式会社

メニュー

将来,棺に入るとき用に自毛で作るウィッグが欲しい

自分が死んで棺桶に入るときのために、今から自毛でかつらを作っておきたいんです。

実は、少ない話ではありません。ここ半年でも数回同じような話がありました。

生前お客様のお母さまが薄毛で普段かつらを被っていたそうですが。お亡くなりになって、いざ葬儀の時に棺桶の中にウィッグをつけたまま入れてもらえると思っていましたが、かつらが人工毛のため断られたというのです。火葬の時にダイオキシンが発生するからとのことで。

お棺の蓋を閉める前の最期のお別れの時に、ウィッグを外されてしまって、スカーフで急遽覆ったけれど、なんとも寂しいお顔をその場にいた全員に見られて、お母さまが可哀そうだったとの事。

自分も将来母のように薄毛になるかもしれないし。かつらの人工毛の髪のきらきら光って、いかにもかつらを被っていますとなるのが絶対に嫌なんです。しかも棺桶に入っても、人毛のウィッグだったら問題なく火葬してもらえるようなので、最後にかつらをはがされないよう、髪がある今のうちに自分の髪で全かつらを作っておけば、ばれないだろうしと思って、早速注文しに来られたそうです。

老人ホームで生活する母は刈り上げショートヘアになっていた。せめて葬儀の時は元のお母様の姿にしてあげたい。

他のケース:生前お母さまは、若い頃はきれいな長い髪が自慢の人でしたが、老人ホームで生活するようになってから、お世話をする人の手間を考えてか、後ろは刈り上げで数センチのすごいショートヘアになっていたんです。仕方のない事とはわかっていましたが、家族としては、葬儀の時は、昔のままのお母さまの姿になって欲しいから、ロングの人毛のかつらを急いで注文します。今日、カットしてもって帰ることができますか?との事でした。

本部サロンへ来れるとの事でしたので、お母さまのロングの髪の頃の御写真をもってきていただきました。医療用ウィッグのMQ600で、似た雰囲気でスタイルを作成してお渡ししました。

後日、お礼の電話が本部に入りました。お母さまの昔の雰囲気に戻って若返ったお顔になり、本当にうれしかったです。ありがとうございましたと。

生きている間に合わなくても、急性のがんで闘病中の娘にウィッグをかぶせてあげたい。

娘さんががんで闘病中。急性のがんで、すぐ手術してそのまま退院もできず、抗がん剤脱毛で髪が全然無く、つるつるなんです。いつもは帽子を被っていますが、もう多分、余命がいくばくもないんです。急ぎでウィッグを作ってかぶせてあげたい。もしも、間に合わなくても棺の中ではかわいい娘の姿にしてあげたいんです。

頭囲サイズを測っていただき、髪があった時の写真をメールで送ってもらって、医療用ウィッグのMQ600で、似た雰囲気でスタイルを作成して速達でお送りしました。

2週間くらいして、お電話がありました。娘の最期の2日間でしたが、被って過ごすことができました。鏡を見てウィッグ姿を喜んでくれました。棺の中でもかわいい顔で眠っているようでした。この姿を見ることができて本当に良かったです。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE
お支払い
とご注文