小学生以下のお子様用ウィッグ
入学前・入園前…円形脱毛症やケガ、生まれつきの無毛症などで、髪のない部分を理由に、大事なお子様が「いじめ」や「からかい」の対象になるのではないか…
などとご心配の親御様、さぞや心を痛めていらっしゃることとお察しいたします。
子供用のウィッグは2種類ございます。
子ども用フルオーダーメイドウィッグ
お子様の頭の型取りをして、頭の形にぴったり合うように作成します。そのため脱げにくく、ウィッグばれしにくい商品になります。
【自然な分け目】
子ども用フルオーダーメイドウィッグは自然な分け目で通気性がある人工皮膚『skinface(スキンフェイス)』を使用しています。
例えば女の子の場合、髪を両サイドで結ぶ時でも地肌がリアルなので、綺麗な分け目を安心して見せることができるのです。
【髪質】
髪の色や毛質もお子様に似合うように「こども向けのきれいなレミーヘアー」で作成します。
ナチュラルストレートの人毛のため、少々の癖が出ることもありますがブローやアイロンを施術すればストレートになります。そのためウィッグとばれにくいのですが、サラサラのストレートをご希望の場合、別途ストレートパーマ代金が必要です。サロンでお聞きください。反対にくせ毛風のゆるふわのカールをつけたい場合、サロンでカット時にパーマもかけてください。
≫別途パーマ料金がかかります。普通の美容室の料金と同程度の金額です。詳しくは各ナチュラルサロン紹介ページをご覧ください。
【制作の流れ】
頭の型取りをしてから約2か月後、2度目のご来店時に出来上がってきた子ども用ウィッグを被っていただき、お好みのヘアスタイルにカットして納品します。※ただし現在は世界的なコロナの影響で、輸送や人員不足のため納期が約3ヶ月かかっております。ご注意ください。
ナチュラル株式会社では、子供用フルオーダーメイドの部分ウィッグ(部分かつら)を、社会貢献の意味を込めて、特別奉仕価格(22,000円引き)でご提供致します。
サロン来店後の子ども用フルオーダーメイドウィッグの残金のお支払いは、こちらからお手続きください。
子ども用フルオーダーメイドウィッグ | |
全かつら(襟足まですっぽり隠すタイプ) | 220,000円(税込) |
部分かつら(耳の位置より上を部分的に隠すタイプ) |
お子様用オーダーメイドウィッグお買い上げプレゼント
「人毛かつら用シャンプー」
お子様用医療用セミオーダーウィッグMQ600
【即納】
全かつらが急ぎで必要なお子様のために、医療用セミオーダーウィッグ「メディカルクイック MQ600」をご用意しています。
髪長さ30センチのウィッグから、お好みの長さに合わせてカットして納品します。
【豊富なサイズ】
サイズは4サイズ。色はナチュラルブラックか栗毛色。(SSサイズはナチュラルブラックのみ。)
髪が少なくなってもずれないようにするため、裏側に両面テープを貼る部分があります。
お子様の髪が少しもみあげに残っている場合、ピンで留めます。髪の増減がある場合はウィッグのサイドにゴムが入っており、さらにアジャスターもありますので、頭位サイズを最大5センチ程度変えることができます。他社にない特徴として、襟足にずれ上がり防止のストッパーがついています。(マジックテープでつけ外しできます。じがじがしません。)
子ども用医療用セミオーダーウィッグMQ600 | |
子ども用全かつら(襟足まですっぽり隠すタイプ) | 165,000円(税込) |
【制作の流れ】
ナチュラルサロンへ来店して来ていただいた時に、上記のサイズのウィッグを被って一番被り心地の良いものを選んでいただきます。そして美容師と打ち合わせしながら、お好みのヘアスタイルにカットして納品します。≫ウィッグのカット料金は無料です。
子ども用医療用かつらメディカルクイックMQ600の髪は、人毛100%のレミーヘアーですので、ナチュラルストレート毛です。人毛ですので若干のくせうねりなどがある場合もあります。そこがとても自然なのですが、お子様なのでサラサラのストレートヘア、ゆるふわのカール、ヘアカラーなどのご希望がある場合はパーマ料金やヘアカラー料金が別途必要となります。
子ども用医療用ウィッグ(かつら)MQ600のプレゼント!
お買い上げのお客様に「ナチュラルオリジナルピン」「アンダーネット」「ウィッグ用シャンプー」の3点をもれなくプレゼントします。
ウィッグの装着方法と注意点
【テープで装着】ほとんど髪がない場合
この場合、オーダーメイドウィッグか医療用メディカルクイックMQ600を使用します。
【フルオーダーメイドウィッグ】
ウィッグは、両面テープで頭皮に装着します。テープを貼る部分は、できれば髪が全くない部分を選んで貼ります。テープを貼る部分は、通常もみあげ(左右)、おでこの中央です。襟足左右などに貼る場合もあります。
フルオーダーウィッグであれば、テープを貼る部分もお子様の頭に合わせて作成します。例えば、もみあげ部分に少し髪がある場合は、そこだけピン止めにすることもできます。将来そのもみあげの髪が抜けてテープ止めになってもピンを外せばテープ止めに変更できるような仕様にできます。髪が少ししか残ってなくて、ピン止めが難しい場合には、髪を剃って両面テープをつけます。
≫テープを使わず装着
フルオーダーの全かつら場合、子供さんの頭の形によってはすっぽりかぶるとしっかりフィットして両面テープもピンも使わなくても良いことが多いです。テープを使うにしてももみあげと額に3ヶ所程度が多いです。または、ほとんど髪がない場合、かつらの下着のような「アンダーコットンキャップかつらの備品」の使用をおすすめします。新陳代謝の激しいお子様の頭皮の汗をしっかり吸ってくれて蒸れを防ぎ、さらに汗をかくことによって、「コットンキャップ」とウィッグの摩擦によって、ずれにくくなります。
部分かつらの場合は、残っている自毛にピンでつけます。
≫頭の手術痕で大きなへこみがある場合、ウィッグは普通に丸く作り、ウィッグと頭の凹み部分との隙間には、お客様の方でお手製の小さいクッションやたたんだ小さい布地などをウィッグに縫い付けて使うとポコポコしなくて、見た目もきれいな頭の形になります。
【子ども用医療用メディカルクイックMQ600】
この製品は、髪が全くなくても残っていても使えるように、もしくは、ご病気や怪我が回復して髪が生えそろってくる途中でも使える仕様になっています。
【ピンで装着】まだ髪がある、部分的に薄毛の箇所がある場合
この場合、オーダーメイド部分かつら、又は既製品ヘアピースを使います。
部分かつらの場合、自毛にピンでウィッグをつけることになります。その場合、お子様の髪の長さが最低でも3センチ、できれば4~5センチくらいの長さがないとピンが止められません。坊主頭のような短い髪だとピンは止められません。その場合、お子さまの髪を伸ばしてから使用してください。
かつらで注意して欲しいこと・その他のウィッグ
【かつらが外れないように】
お子様がお帽子を被って学校へ登下校をしている場合は、帽子の脱着の際、ウィッグやヘアピースがずれたり、はずれたりしないように注意するようお子様に指導なさってください。体育授業の際のお帽子も同様です。自宅で帽子を脱ぐ練習をしておきましょう。
また、お友達との遊び中や、体育の授業(マット運動プールなど)で、頭に接触をしたり髪を引っ張っられたりするとやはりずれたり脱げてしまうこともあります。自分で被り直しができるように練習が必要です。学校内で取れたりずれたりした時の事を考えて、担任の先生などにはあらかじめご協力をお願いされてください。
【お子様のつけ毛ウィッグ】
脱毛部分が一部分の場合、全体的なウィッグではなく、つけ毛(小さなヘアピース)を使用する方法もあります。髪のアレンジメントもできます。かつら用ピンやかつら用の小さい留め具(くしの形)で装着します。小さなヘアピースの紹介はこちら
【貼り付けるタイプのウィッグ】
ナチュラル(株)では、部分的に隠す貼るタイプのウィッグを用意しておりますので発表会などワンポイントで使うものをご用意しています。運動会やスポーツクラブなどピン止めでは外れそうな時に一時的に使うのであれば、シール式(もしくは両面テープで)の「貼るかつら」もいいと思います。
≫強力糊で貼って長期間(2週間程度)使用するタイプはおススメしません。お子様のデリケートな皮膚を考えると、大人の男性がつけるような糊でぴったり皮膚に貼りつけする特殊なウィッグはオススメしておりません。頭皮にかなりの負担があります。すぐに外すことができないため、2週間ほどつけっぱなしで生活するタイプのウィッグです。金額的にも他社では高額になっているようです。ナチュラルでは糊で貼るタイプの長期用の本格的な貼るかつらは、問題があると判断して販売していません。
【保護者が慌てたり驚いたり不安な顔をしないこと】
急に脱毛が始まって、不安になるのは保護者もお子様も同じでしょう。しかし、そこで保護者が不安そうな言葉や態度をとると余計お子様は不安に思ってしまいます。まずは、皮膚科のお医者様にかかって相談してください。対処の方法はわれわれプロにお任せください。

抜毛症(トリコチロマニア)のお子様の場合
お子様のウィッグ使用でかなり多い理由が抜毛症です。本人は、自分で気が付かないうちに自髪を1本1本抜いてしまうのです。抜くときのプチっとする感触が最初は快感となって始まり、次第にやめられなくなる症状です。なにかのストレスの解消のためにする自傷行為と言われております。緊張感や不安感を一時的に解消するために自毛を抜く行為です。なので、学校でいじめにあっているとか、受験期であったり、家庭に問題があったりするお子さんが多いといわれています。髪の毛だけでなく、眉毛やまつげの場合もありますし、腕や足などの体毛の場合もあります。
抜毛は、ほとんどは利き手の方の生え際などから始まります。本人はそれが良くない行為だと思っていませんので、部分的に禿げてきて初めて周囲の大人が見つける場合が多いのです。これは何かのSOSだと早く気が付き、子どもに寄り添ってトラブル解決する必要があると思われます。
早期に見つけるには、子どもさんの生活範囲の場所に長い髪が良く落ちている、ゴミ箱に捨てている、などを早く発見する必要があります。そのまま見過ごしてしまうと、繰り返し髪を抜いた部分には一生髪が生えてこなくなることになりかねません。きつく叱ったりすると、抜いた髪がばれないように食べてしまう子どもさんもいます。重症になると全頭抜毛をしてしまう人もいます。
やめさせるには、まず精神科の医師に診てもらいながら、本人と家族が一緒に、抜毛行為を辞めさせる努力が必要になります。
そこで、全頭ウィッグを被ることで、物理的に自毛を触ることができなくなるので、自然に完治することもあります。
髪を抜くときの快感が無くなるためです。一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。
【地毛は丸坊主にする】
お子様がウィッグを脱いだ時に自毛に手が行っても、抜けないよう癖が無くなるまで自毛を丸坊主にして生活することにより、髪を抜こうにも短くて抜けない、指で髪をつまめない状況にしておく(半月に一度はバリカンでカットする)とさらに良いでしょう。
抜毛症は年齢が低ければ低いほど、保護者の管理で完治できると言われています。重症になってからでは、髪が生えてこなくなり、一生かつらの生活をすることになるかもしれません。お早目の病院(精神科&皮膚科)へのご相談と、全かつらの準備が大切と思われます。
他にご不安な事などございましたら、メール・お電話でお問い合わせください。
追加料金は全くないの?
病気によるウィッグ購入には自治体により助成金が出る場合があります。詳しくはこちらをお読みください。
Tel:0120-976012
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