ビュティ―セラピスト(美容療法士)とwig therapist (ウィッグセラピスト)
ナチュラル(株)の全国のサロンスタッフは、「一般社団法人 日本ビューティーセラピスト協会」の講習を受けて、ビューティーセラピスト・ウィッグセラピストの2つの資格を取得しています。
手術・抗がん剤治療・放射線治療・ホルモン治療・によって急激な外見の変化(脱毛やさまざまな皮膚症状)を起こし、さらにこれによる心的な苦痛をおうことによって、患者さんのQOL(クオリティオブライフ)を下げる大きな原因になっています。
これを専門的な知識と技術で、外見のケア(アピアランスケア)を行う専門家がビューティーセラピスト・ウィッグセラピスト です。一般の美容師さんの仕事よりさらに深い知識と技術で、お困りの患者様のサポートをすることができます。
アピアランスケア(外見のケア)とは、
がん治療にともなって外見上の変化(脱毛・皮膚症状・爪変化・手術による体形の変化)を、8割の患者さんが気にすると言っています。治療前のがん患者にとて治療に伴う外見の変化を想像することはつらく、治療の拒否の理由になってることもあるとあります。(国立がん研究センター発行 がん患者に対するアピアランスケアの手引き)
この中で、さまざまな皮膚症状は、病院で医師の指導で適切な皮膚薬や内服薬などで緩和されることが期待できます。
しかし、爪・髪の毛・乳房などは、見た目すぐにわかるために、そのままでは、社会生活(外出できないとか温泉に行けない)に影響がでてしまい、患者さんのQOL(クオリティオブライフ)を下げることになってしまいます。
こういった美容面については、最近は手術後看護師さんから、ある程度指導があるようです。患者さんのご自身でできることもありますが、やはり限界があります。
患者さんのQOL(クオリティオブライフ)を向上させて、術後の人生をよりよく生きることのお手伝いができるプロ集団がビュティ―セラピスト(美容療法士)とウィッグセラピストです。
ナチュラル(株)のサロンには、髪の毛のプロがいます。抗がん剤による脱毛時は、投薬が始まるころから、すべての治療が終わって、髪が徐々に回復して、元通りになるまで。中には抗がん剤の副作用が強くて、髪が元通りにならない場合も含めて、患者さんにずっと寄り添って、悩み解決の最善の処置を提供できます。
ウィッグセラピストのいる全国のかつらウィッグのナチュラルサロンはこちら
(注:ビューティセラピストとウィッグセラピストは 社)日本ビューティセラピスト協会の登録商標です)
また、ナチュラル(株)の子会社で、ナチュラルブレスト(株)という、乳がん患者のための人工乳房を製作して、販売する会社があります。ナチュラルサロンの約3分の2のお店が、研修を受けて、この人工乳房をフィッティングする知識をもっています。
なので、医療用ウィッグと人工乳房を同じサロンで購入できる場所が全国に約40か所ございます。ウィッグだけのサロンも20ヶ所ございます。
これは、乳がん手術で片方になってしまったお胸の代わりに、ナチュラルブレストの人工乳房を簡単にピタッと張り付ける(特許取得)ことで、再建手術をしなくても、見た目元通りの姿になり、普通の下着を使うことができるようになったり、運動や温泉も楽しめるようになったり、体のバランスを取り戻すことができるようになります。
ナチュラルブレスト(株)の人工乳房・人工ニップルの詳細はこちらへ
米国のFDA登録ができている製品
このナチュラルブレスト(株)の人工乳房と人工ニップルは、日本国内は、法律上ウィッグと同じように「身の回り装飾品」となり雑貨扱いになっていますが、欧米諸国では、医療機器と判定されて、国が製品の安全性を担保するための管理を行っています。そのため、外国に持ち帰って使いたいという外国人のお客様のために、まずは米国のFDAに商品の登録を完了させました。これは、大変厳しい審査・安全性の試験・世界基準GLP認証検査機関で安全性を確認しています。そのためにこれが可能になりました。FDAに合格をいただけると世界の主要国でほぼ認証していただけるようになるのです。今日現在、人工乳房・人工ニップルのFDA登録製品は、国内で唯一(2021年現在)となっています。
最近は、まるで製品のFDA登録ができているようなニュアンスをもちいて(具体的にはFDA登録の材料を一部使って作っている)、製品の安全性の試験は行っておらずや製品のFDA登録はできていないのにホームページ上に詐欺的広告を出している、他社がございます。消費者の皆様は、こういった広告に惑わされず、正真正銘のFDA登録商品をお買い上げされますようご注意ください。