長い髪をバッサリカットするときにそのまま捨てられる髪がもったいないなぁと考えたことないでしょうか?一生懸命きれいな髪を目指して毎日お手入れシャンプートリートメントしたのに・・・
そんな時にあなたの髪でかつらを作ることができます。しかもオーダーメイドで自分にピッタリのウィッグを。価格は普通のオーダーメイドウィッグと同じ価格で作成します。
カット1回分だと・・・手のひらをすぼめたくらいの大きさ(ベースネットの大きさ)くらいから手のひらをパーの大きさに広げたくらいの大きさまで作れます。
カット2~3回分だと・・・全体を覆うフルウィッグを作成できます。なので、お客様の中には、貯金でなくて貯髪をしている方がいます。2年から3年延ばして、カットを2~3回分。気の長い話ですが、実はいっぱいいます。
それで、髪がたまったら「これでフルウィッグ作ってください!」とお電話がかかってきます。
今回は、実例を数例お見せします。カットした髪と完成品のウィッグの写真です。ご覧ください。
40代の女性 髪の毛を30センチくらいある髪束を送ってきていただき、本部サロンでsilkyoneのオーダーメイド部分ウィッグを作成しました。カット1回分で毛量としては少な目ですが、自毛が健康な黒髪だったためと、「シルキーワン仕様でシルクネットに1本植え」で作成しました。ふんわりきれいなウィッグができました。お客様の60代のお母さまが、頭頂部が少し寂しい感じになってきているので、きっと私も同じように将来なるかもと思って自分用に作成されました。乾燥材を入れた桐箱の中に入れて保管していただくとの事。20年くらいたっても、きれいなまま使えると思います。
38歳の女性。6年もかけて伸ばして70センチのロングな髪をご用意いただきました。カット1回分。ずっと前から弊社のホームページを見てくださって、ロングウィッグを自分の髪で作ってみたいと思っていたそうです。
今回は、フルウィッグ(全かつら)です。自毛はカットしてベリーショートになったのでウィッグが完成したら、たまにはこれを被ってロングヘアを楽しみたいそうです。70センチの髪ですが、折り返ししたら45㎝の完成品になっています。写真はカット前のウィッグです。これをお客様のお好みのヘアスタイルに仕上げて完成です。
1回分のカットでは自毛の髪の毛の量が足りませんでした。それで、工場の髪で同じように70㎝のロングの髪を足して作りました。ナチュラル(株)では、40㎝までの髪を足すのは追加料金はいただきませんが、40㎝以上のかつらを作る時の髪は追加料金かかります。なんせ70㎝の髪なんてそんな原毛本当に少ないのです。ロングになると原毛の価格が驚くほどの金額になってしまいます。ですので、ここの事情はご了解ください。できるだけお客様の髪の毛に似た髪を混ぜておつくりします。
50代女性。ヘアカラーをしている髪で30㎝くらいの髪束を送っていただきました。カット1回分です。こちらもフルウィッグ(全かつら)を作成しました。今から抗がん剤を始めるので、医療用ウィッグ仕様で作って欲しい。との事でした。
自毛に特徴があり、毛先と根元でカラー剤の退色に違いが出てかなり明るいオレンジ色からゴールドに近い色までが混じっていました。1回分のカットでは全かつらは作れませんから、工場の髪を足して作ることにしました。
お客様のご要望は、「工場の髪は、自分の髪のできるだけダークな色の髪を足して欲しい。その髪を表面に使って、自分の痛んでいるオレンジの髪は内側のあまり目立たない場所に使って欲しい。」というご要望通りにできました。完成したウィッグの髪をめくるとしたから明るいオレンジが顔を出しますが、これもまた、後日綺麗に染める予定だそうです。
以下の3例は、カット1回分の髪で、工場の髪を足さずに完成した、ヘアピースの実例です。
1)襟足ウィッグを自分の髪で作成しました。
カットして自分の髪が肩につくかどうかのセミロングになったそうですが、時々はこのヘアピースを使ってロングヘアにイメチェンできて嬉しいそうです。
2)ヘアピースTP300の仕様で、自分の髪で作成しました。
これは頭頂部をほとんど隠せるくらいの大き目のヘアピースなので、将来、薄毛になったり、白髪が多くなった時に役に立つと思っていますとのこと。
3)自毛で作成したTP30 自毛を引き出しできる安定感のあるヘアピース
自毛で(地毛)で作るかつら・ウィッグ・ヘアピースの詳細はこちら
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