ウィッグのナチュラル株式会社

メニュー

質問:坊主頭です。かつらを作るときは髪を伸ばしたほうがいいの?

坊主だがかつらを作る際には髪を伸ばしたほうが良いのでしょうか?

脱毛進行中の男性からのご相談を頂きました。

・・・・ ご質問  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今かつらを作ることを検討しています。

今、脱毛が進んでいるため、髪を坊主(3mm程度)にしているのですが、かつらを作成する際には、髪の毛は少し伸ばしておいたほうがよろしいのでしょうか?

髪の毛が少し伸びていないと、かつらを作る際に脱毛している部分がわかりづらく、かつらが作りづらくなるのかが心配なので、ご回答をお願いします。

・・・・・・回答・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1、部分かつらを作る場合。

髪を伸ばした方が良いです。
まず、部分かつらを頭に乗せる場合、自毛がある程度の長さがないとなじみません。

まあ、2ブロックに見せるということもないではありませんが、普通はカツラバレの原因となります。
髪が伸びていてもお客様のご希望によりどの部分までカバーするかどうかを相談して決めていきます。
それが坊主のままだと、とてもわかりにくいかと思います。

かつらをかぶる際にはある程度の髪の長さが必要ですし、自毛が伸びるまで時間もかかります。
また部分かつらの製品納期は約1か月です。ある程度の伸ばした状態で型をとり、1か月後に納品でかつらが頭になじむというやり方が良いかと思います。

下の写真のモデルさんは撮影の前日、綺麗にしなきゃとわざと自毛をカットして短くしてきました。私たちは「え~っ!」となりました。かつらを前もって作成するときは髪長さは4~5センチと長かったのです。それでも仕方ないので、準備していたかつらを被ってもらうと、自毛とのかつらの髪の長さに差があり、2ブッロクっぽい感じになりました。変ではないですが、美容師からしたらかなり難しいパターン。本当はもうちょっと長めのほうが、やっぱり安心です。長いほうがなじみます。

次のモデルさんは、自毛が長め3㎝~5㎝。だから見ていて安心感のある部分かつらです。これくらいの長さがあったほうが、本当はいいです。これだとまずばれないでしょう。

2、全かつらを作る場合

全かつらの場合は、自毛が伸びていてもまったく問題ありません。
逆に型どりしやすいので、坊主のままが良いです。

ただし、坊主のまま型どりして全かつらを作ったのに、後から自毛を伸ばして毛量が多くなると、かつらが当然きつくなります。周囲だけ髪が伸びると頭頂部がしっかり入らずぺこぺこします。ずっと自毛は坊主でかつらを使ってください。

以上ご検討よろしくお願い致します。

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE
お支払い
とご注文