このブログを書いている私もナチュラル(株)の社員で平成15年に資格の試験を受けて合格できました。ナチュラル株式会社の全国の美容師さん理容師さんにも多数この資格を持っている人がいます。
この資格は美容師さん理容師さんの中でもぺいぺいの新人さんにはとりにくい、専門性の高い資格です。教本の中は、一般の方では意味不明な専門用語がいっぱいの難解な本で、この中から重箱の隅っこをほじるように問題が出されます。
この資格を持っていますと、髪の毛と頭皮のことを深く知ることができます。突き詰めていくと皮膚科の専門医の話が分かるようなところまで到達できるのです。
例えば、皆さんが普段使っているシャンプー・リンス・トリートメントで悩みがないですか?特にナチュラル株式会社のこのサイトをご覧になっている方は、髪に深いお悩みがある方ばかりだと思います。数あるシャンプー・リンス・トリートメントの中から髪や地肌に良いものを選ぶにはどうしたらいいでしょう?
こんな時にヘアケアマイスターの資格を持っている美容師さん理容師さんは、科学的根拠をもって、お客様の使っているシャンプー・リンス・トリートメントの成分を見てアドバイスが言えるのです。
「お客様が日常接する仕事やサービスに対して「なぜ?」という問いかけが強まっています。お客様の「なぜ」に応え、プロとしての仕事の本当の価値をお伝えすることが、高くかつ正しく評価される時代になったのです。この3つの説明責任とは、
施術を受けている間お客様は不安でいっぱいです。その不安を感じ取ることが、お客様との信頼関係をつくり、安心感を与え、心からお客様を癒すことができます。そんな空間をつくるのは、このお客様に対する3つの説明責任です。信頼関係のないところに安心感は生まれません。プロとしての仕事をお客様にはっきりと伝えていきましょう。」(ヘアケアマイスターブックより)
自毛にパーマやカラーをしていない人で、髪に問題がある人ならば・・・(抜け毛や細毛)
できるだけ、髪にいい成分 < 頭皮地肌にいい成分 のものを選びましょう。具体的は、シャンプーの裏側に書いてある原材料の部分。シャンプーならば、合成界面活性剤の入ってないものを選びましょう。一般的に高級アルコール系の界面活性剤のことになります。すごく多種類あるのですが、シャンプーに使われているものは以下の2つが多いです。
- ラウリル硫酸ナトリウム(アルキル硫酸エステル塩,AS)
- ラウレス硫酸ナトリウム(アルキルエーテル硫酸エステル塩,ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩,AES)
目安としてシャンプーが白濁していないものを選びましょう。
パーマカラーをしていなければ、一番いいのは石鹸シャンプーがお薦めです。赤ちゃんから使えます。そしてしっかり洗い流すことも忘れずに!それから必ず酸性リンスを使うようにしてください。酸性リンスをつかわないとアルカリ成分の石鹸のせいでキューティクルが開きっぱなしなり、髪が超ゴワゴワになります。酸性リンスが中和して、キューティクルが閉じるので、さらさらで、長く使えばこしのある髪になります。その時に石鹸成分のみの無添加を選んで使いましょう。
経験からも頭皮に問題がある人にとても有効です。かゆみ・赤み・抜け毛・湿疹などある場合、石鹸シャンプーは、一番安全です。皮膚科の先生からも「シャンプーなど凝りに凝って、育毛剤など焦っていろいろつけてさらに悪化してしまうことがあります。なんにもつけない状態で、病院からの薬を塗ってください。」とのことです。
ブログを書いている私も一家でここ10年「シャボン玉石鹸の無添加せっけんシャンプーとリンス」で髪は、ぼうぼうに生えています。髪がこしありすぎるくらいで、毎朝大人なしくなるようセットで寝かせています。(笑)
パーマ・カラーをしている人石鹸シャンプーは合わないでしょう。ゴワゴワガサガサの髪にさらに追い打ちをかけてしまいます。なので、アミノ酸系界面活性剤のシャンプー(一般的にお値段が高い)をおすすめします。洗い心地がやさしく、脱脂力が少ないから髪がゴワゴワになりにくいです。
そしてリンス・トリートメント剤がほんの少し。チューブタイプなら、1~2センチでOK。使いすぎは、今度は地肌に良くないです。できるだけ頭皮にはリンス・トリートメント剤を付けてほしくない。せっかく頭皮を清潔にしたのに、油で汚すことになります。頭皮は、毎日最高のクリームを自分で出す毛穴がついています。染み出てきた最高の自然のクリームで、自毛の根元から5センチから8センチ位までは、トリートメントできます。それより、リンス・トリートメント剤の油でその毛穴をふさいでしまうと、トラブルの原因になってしまいます。頭皮は、きゅっきゅっと音がなるくらい清潔にしましょう。ということは、リンス・トリートメント剤は頭皮から遠い場所。具体的には根元から7~10センチ離して塗布して、流すときには頭皮に流れ込まないよう気を付けて流してください。
このように髪の知識は、このヘアケアマイスターで勉強しました。小出しでブログにいい情報を書いていきます。これからも時々読みに来てください。