ウィッグのナチュラル株式会社

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ミャンマーのヤンゴン郊外に井戸を寄付しました。

ナチュラル株式会社は、2013年6月度からミャンマーのヤンゴン郊外に2か所、井戸の寄付を実施しました。

【ナチュラル株式会社の銘板を貼った井戸】
写真はそのうちの1か所です。手動の井戸ではなく、発動機を使った井戸となっています。地下水の位置が50Mと深くで手動ではムリでした。

▶このような経由を使った発動機で地下水をくみ上げます。

【井戸を寄付したいきさつ】
ナチュラル株式会社では、オーダーメイドかつらを販売していますが、その中の一部はミャンマーのかつら工場にて製作しています。

ミャンマーの水事情はまだ劣悪です。

蛇口から水がでる水道も都心部のみなんです。郊外の村は、雨水をドラム缶でためて、1週間かけてゴミや土を沈殿させ、それを4回ほど繰り返して、最後に残った上澄み水が飲み水や生活用水になっています。

工場の従業員たちは、工場で寝泊まりしている平日は、井戸水があるので良いのですが、土日に実家に帰ると、その貯め置きの水を飲んでお腹を壊してしまう子が多いのです。

お腹を壊すような従業員の実家にはヤンゴンから1時間程度の郊外という場所ながら水道もありません。その従業員たちの生活を少しでも改善するために井戸を寄付することにしたのです。

▶発動機で動かすポンプで水が出てきます。

井戸が村に1つあると、従業員の家族だけでなく、その村に住んでいる全員が助かるのです。発電機の燃料費は村民で割り勘で費用負担して井戸を使用します。午前と午後に発動機を回して井戸をくみ上げる時間を決め、燃料代を節約しています。つまり一戸当たりの燃料費は少なくして、井戸を長く使えるようにしているわけです。

女性は「タナカ」と呼ばれる白いおしろいをホッペにぬるのが日焼け止め&お化粧です。

井戸を寄付した私が行くと村の長老様がお迎えしてくださいました。

ミャンマーのかつら工場の従業員たちは、とても純真で仕事に真面目です。
目があうと「ミンガラバー」(こんにちは)と挨拶してきます。

こちらから「ミンガラバー」と挨拶すると、はにかんで、「ミンガラバー」って言って手を合わせて拝むような挨拶をしてくれます。

急速に発展しているミャンマーですが、まだまだ電気・水道・ガス・道路・学校などのインフラが整っていないのです。

とても親日のミャンマー・・かつら工場に勤務する従業員たちの自宅周辺に井戸があれば土日に地下水を井戸で飲むことができます。そしてお腹を壊すことがなくなります。そんな状態になればという思いで井戸を寄付したのです。

ちいさな民間慈善事業ですが、親日のミャンマーの人たちが、もっと親日になってくれればと思います。

▶もう1か所の井戸。

 

ナチュラル株式会社では、私たちにできること・・・身の丈にあった社会貢献活動を実行していきたいと考えています。

 

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