髪にハリコシがない・・・ふっくら髪に戻りたい
加齢によって、ほとんどの人が、若いころに比べて、髪に元気がない。ハリコシがないと思っているようです。加齢によるという原因がはっきりしていますが・・・
どうしてハリコシがなくなるのでしょうか？
それは、ヘアサイクルが加齢によって衰えてくるからなのです。
ヘアサイクル（毛周期）とは、生えてきた髪は、1か月で約1.2cm伸びます。そして一定の期間を経ると退行し自然に抜け落ち、そこからまた新しい髪が生えてきます。この周期を、ヘアサイクルといいます。健康な髪であれば、サイクルが一回りするのに約4～ 6年かかります。
これが年を取ってくると、髪が元気に成長する期間(成長期Ⅱや成長期Ⅲ）が短くなってしまうのです。もしくは、まだ細い毛のうちに抜け落ちてしまうのです。これが、女性の薄毛の特徴。
髪の毛周期が変化するため、男性の薄毛のように部分的に髪が薄くはなりませんが、「全体的にボリュームがなくなった」「頭頂部の髪の根元が立ち上がらない」と思う人が増えるのです。
もちろん、髪に良い栄養をずっと食べることや、血行促進の運動を毎日続けることができれば、ある程度復活することも分かっていますが、若いころの髪のようには、どんな手をうってもどうしてもならないのが本当のところです。
さらに悲しいことに加齢で1つの毛穴から生える本数が減ります。
加齢によって髪の毛の生え方も変化します。若い人はひとつの毛穴から3～4本のしっかりした髪が生えているのに、加齢が進むとそれが1本になってしまいます。
さらに老化が進むと、一本一本の毛髪が細くなってきます。
なので進行すれば進行するほど「髪が薄い」「地肌が目立つ」という悩みがさらに深刻になっていきます。
人によっては、前から見た時に前髪と頭頂部の髪が少なくみえると、薄っすら頭部の形が見えるようになってきます。
こうなると、このまま外へ出ていける女性はまずいないでしょう。
家族には、「あばあちゃんだから、見かけはもういいでしょう？」と冷たい言葉で一蹴されて、ほおっておかれる場合もあるようで・・・実際の心の中は、それでいいわけがないのです。何歳になっても女性は、見かけにこだわりのない人はいないのです。弊社のサロンでも同じような言葉で、どれだけ傷ついたかと訴える高齢の女性が多数いらっしゃいました。
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ちなみに他のブログで、髪のハリコシにいい、食事やシャンプーの選び方を書いています。参考にしてください。