(新)かつらバレしない工夫してますか?
しかしながらこれもユーザーの皆様の努力なしでは自然さを保っていくことはできないのです。

古いかつらを我慢して使っているとかつらばれする。
かつらを新調する時に年を取っても、若いころに決めた多目の毛量のまま注文しがち
それから、つむじとつむじから後頭部のあたりの毛量を少なく!
頭頂部から少し後ろの後頭部にかけて毛量が多すぎる人が多いです。
毛量の多さに気をつけましょう。現状よりもう少し薄いた方が、みため自然で良い方が多いです。

かつらバレの原因の1つは、髪が人工毛である。
人工毛というものは化学繊維です。化学繊維は、ヘアスタイルの形状が変わりにくいのです。
例えば七三に分けた形でかつらを作成するとそのままの形になったまま変わりません。七三分けの七の部分をキチッとわけたら一糸乱れない形になっています。
人毛では、動きや風でいつのまにか、少しだけ前に後れ毛が垂れたりなど、自然ですが・・・
しかも人工毛は使っていくうちに古くなると、髪が静電気でちじれて行きます。使い始めて数ヶ月で人工毛のかつらは、自分には見えない、襟足が一番にちじれてきます。つい鏡をみると扱ってしまう前髪も早い段階でちじれてきます。さらに進むと、見た目が全体的にごわごわした感じになります。こうなると、結構遠くから見ても、あの人、なにか良くわかんないけど「なんだか少し変だなあ。かつらっぽい」なんて感じになります。
人工毛の光具合が最近は、処理にて光りにくくなりましたが、やはり人毛に比較して髪の光具合が不自然です。
さらに人工毛は、雨が降っても汗をかいても、水分を吸うことができず、水玉が髪の上にそのままのっている感じになり不自然です。しっとりして髪のカールが取れるなんてこともありません。
そういう細かい不自然なことが、周りにいる人と違うからかつらばれしてしまうのです。
自毛とカツラの白髪のバランスが悪くなってバレる。
その際に自毛とのバランスをとってお決めになっていることと思います。
しかし白髪というものは、年を重ねるにつれ次第に増えていくものです。
自毛が黒々しすぎても不自然です。白髪も残しつつ染めるグレーカラーという染料もあります。
人毛のかつらが退色している。
人毛の場合はとても自然ですが、シャンプーを重ねて新品から半年~1年もすると毛の色が退色してきます。
自毛とかつらとの境がはっきりしてきます。ほっておかずに毛染めをしましょう。
新品から1年ぐらいで、かつらの髪の色が2トーン位明るくなっています。自毛と合わなくなるのです。
特に男性が茶髪のかつらをそのまま載せていると目立ちます。女性はカラーでわざわざ明るくしている女性が多いためあまり目がいきませんが・・・
男性がたとえ自毛でも茶髪のおじさんが歩いていると、すごく目だつのです。「奥さんの白髪染めで髪染めただろう!」とちょっとかわいそうに思ってしまうくらいです。カラー剤くらい自分専用のものを買ってもらいなさい。と~(笑)
かつらの下から出ている髪が黒髪で、かつらが茶髪だと、ばっちり、すぐに「かつらだ!」と主張して歩いているようなものです。
かつらの毛染めは自分でも出来ます。市販の毛染め剤で染めることができますよ。
1年過ぎたら2か月に1度は毛染めをしてください。
その場合は、カラー剤に長時間染めないようにしましょう。長く染めすぎると毛が痛みます。カラー剤の箱の注意書きより少なめの時間で試してみましょう。
ただし、人工皮膚のスキンフェイスがついているウィッグは、シルクネットなので、毛染め剤がネットに少しでも付くと、頭皮にほくろのように色が付きます。漂白とかできませんので、毛染め剤をできるだけ付けないように気を付けてください。ご心配な方はナチュラルサロンで毛染めしてください。
髪は適度な時期にシャンプーしよう
かつらの髪は1週間に1回程度シャンプーするのが基本です。
しかしスポーツをして汗をかいた時などはカツラも汗が浸み込んでいます。
ウィッグの髪が塩分を含んでまとまった感じ、「毛束感が目立つ」ようになっていきます。これは不自然な感じで、かつらバレの元です。
そうなるとにおいもしますし、他人はにおいに敏感です。
ちゃんとシャンプーして爽やかな髪に戻しましょう。
また、長年のかつらユーザーになるとウィッグに慣れてしまって、シャンプーの回数が減る人がいます。月に1回なんて言う人も結構います。これは絶対にダメ!
シャンプーをしてから4日から1週間くらいで、汚れで頭頂部の髪が、ぺた~っとした感じになり、不自然な感じになります。
シャンプーしたてのかつらは、ふんわり自然に立ち上がります。
ふわふわしすぎて落ち着かない場合は、弊社の「エフィカス」という洗い流さないトリートメント剤をおすすめします。

エフィカスを男性用部分かつらならば、パール大 ロングの女性用のウィッグならば2センチくらい出して、それを指をこすり合わせて薄く伸ばし、かつらの髪の毛先を中心に軽くなでるようにつけてください。この時にふわふわ感を全部つぶさないよう気を付けて。
市販のワックス類は、固めのものが多く、しっかりヘアを固めてしまいます。自然さを失うのがいけないので、お勧めしません。市販品でも水分多目の緩い軽めの成分だったら使えます。ただし市販品は使ってみないと、あっているかどうか不明なので、失敗したくなければ、弊社のオススメ品をお使いいただくのが、賢い買い物になるでしょう。
カツラの大きさはできるだけ小さく
すると襟足の髪が浮きやすくなり自毛と離れやすくなり、かつらバレの元になります。
部分かつらの髪の外はねには注意。下からのぞく、隠している地肌が見えているかもしれません。
額は指が4本入る程度みせるのが自然
カツラをはじめて使用する方は、特に注意しましょう。どうしても初心者はカツラを前かがみで使いたがります。若い時(30代)ならいいですが、指3本分くらいだと額が狭くなるのです。
オールバックの生え際の毛量が多いと不自然
つける位置や向きが間違っている
かっちり髪形が不自然でバレバレ
絵に描いたようなカツラっぽい、というイメージは、髪型がきっちりしすぎているのです。一糸乱れなずな、固めすぎなヘアスタイルがかつらっぽくなります。
例えば、このような注文がたまに入ります。
「7:3で分け目を動かせないように分け目の髪の植え方をパッキンと右と左に向かって植えてください。」
これは、自分でヘアスタイルをキープするのは、とても楽になりますが、本当の頭皮の髪生え方はもっとナチュラルに前方向に頭頂部の髪は生えているのです。ですから、普通は、ナチュラルなふんわりとするように分け目を植えます。なので多少、洗髪すると分け目を動かすことができます。被っていると風で分け目の髪が多少動くこともナチュラルのです。
映画俳優や演歌歌手の方で、かつら疑惑が噂される方は、昔から長い間、同じ髪型でステージに立つわけで、きっちり固めているため、そのような噂が立っているようです。
髪形は、カチッときめすぎず、ある程度ルーズに少し動きがあるようなスタイルにすることをお薦めします。
風が吹いて、少しフワッと動いているような風合いの方が、自然に見えます。
長年のかつらユーザー様へ 自分の目じゃなくて、他人が見て自然なウィッグがばれないかつらですよ!
